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ダイエットと各群

2014/12/07

第1群

吸収されやすく、利用効率の高いカルシウム、たんぱく質、ビタミンB2をとることができる食品群です。つやのある素肌や丈夫な骨を保つために不可欠な食品です。
このため、ダイエット中も必ずとるようにします。

ダイエット中は、低脂肪や無糖のものをとると良いでしょう。
卵は、健康な成人であれば、1日1点(1個)食べても問題はありません。医師から血中コレステロールが高いと指摘された人や、コレステロールの摂取を制限された人は、週に3点(3個)とし、1日に2分の1個、または、1日おきに1個程度食べるようにします。

第2群

血液や筋肉になる大切な栄養素であり、良質たんぱく質や鉄分をとるための食品群です。

ただし、含まれている脂肪量によってエネルギー量は大きく変わります。低脂肪なものを選ぶことで効率よくたんぱく質をとることができます。肉や魚介の加工品は、塩分が高いものが多いため、どうしてもご飯の量が増えるなど、ダイエットには不向きです。食べる頻度を減らすなどの工夫をすることが大切です。

第3群

体の調子を整える働きのあるビタミン、ミネラル、食物繊維をとるための食品群です。

食物繊維は、不足すると便秘や肌のトラブルの原因になります。
ダイエット中でも必ず3点(野菜1点、いも1点、果物1点)は食べるようにしましょう。

野菜は、エネルギー量が低いものが多いので、たっぷり食べることができ、満足感を得ることができます。食事量が少なくて物足りない人は、このグループの食品をしっかりとっているかチェックしてください。野菜はきのこ、海藻も含めて350gで1点ですが、このうち120g以上は緑黄色野菜をとるようにしましょう。

芋は、ビタミンや食物繊維の多い食品です。油で揚げるなど、カロリーが多くなっている料理をできるだけ避けてしっかりとるようにしましょう。

果物はビタミンCや食物繊維が豊富ですが、缶詰やドライフルーツは、エネルギー量が高いので、食べる量には注意が必要です。

第4群

炭水化物、食物繊維をとるための食品です。ダイエットの時には、一番先に減らしたくなりますが、主食として必要な最低量は、きちんととらないと脂肪をうまく燃焼することができません。

炭水化物の中でも穀類に含まれるでんぷんは、ゆっくり消化吸収されるので腹持ちがよく、間食を防ぐのに効果的です。穀類の中でも全粒粉や玄米など精製度の低いものは特に食物繊維やミネラルが多くおすすめです。

脂肪や砂糖が多くふくまれる菓子や清涼飲料、アルコールはできるだけ避けるようにしましょう。

菓子やジュース類などエネルギーだけで他の栄養素を含まないエンプティ食品は、穀類の代わりにはならないと理解しましょう。