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なぜ、運動が大切か

2014/11/21

人は、何もせずに寝ているだけでもエネルギーを消費します。このエネルギー消費分は、基礎代謝といい、筋肉量に比例します。

椅子に座っているだけの状態で消費するエネルギーを安静時代謝量といい、歩く、走る、仕事をするなど、運動や生活活動に必要なエネルギーを身体活動量といいます。

1日に必要なエネルギー消費量は、安静時代謝量と身体活動量の合計です。

ところが、入ってくるエネルギー量(食事)を減らすと、身体は、少ないエネルギーで活動するように省エネモードに切りかわります。また、エネルギー量を減らした分すべてが体脂肪を分解して補われるわけではなく、からだたんぱく質(筋肉)を分解してエネルギーとして利用する作用も起きます。

このため、筋肉量を減らさず、また代謝が省エネモードにならないようにするために、運動がとても大切です。運動をすることにより、基礎代謝を高めることができます。

また、運動は、脂肪を合成する酵素の働きを抑制し、脂肪の分解を促進するホルモンの働きを高める効果があります。

このため、適度な運動は、日常生活においてもダイエットにおいてもとても重要なのです。